毛の抜けた狸に注意!!疥癬症に罹患した野生動物への対応と注意点

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おはようございます。
羽島市市議会議員の河崎です。

今回は岐阜県羽島市にて目撃情報がある毛の抜けた野生動物についてのお話しになります。
人への感染の可能性もある症状とのことですので本記事を参考にし気を付けてください。

今回の記事内容
・毛の抜けた野生動物の目撃情報について
・疥癬症に対する注意点と対応について

毛の抜けた野生動物の目撃情報

岐阜県羽島市正木町にて確認

最近、岐阜県羽島市正木町にて、毛の抜けた野生動物が目撃される事例が報告されました。
この動物は、通常とは異なる姿で、遠くからでも異常がわかるほど毛が抜け落ちていたとのことです。

一宮側でも目撃情報あり

羽島市だけでなく、近隣の一宮市側でも同様の野生動物の目撃情報が寄せられています。
これらの動物は、同一個体なのか、または別の個体なのかは不明です。

いただいた情報では過去には名古屋でも確認情報があったそうなので野生動物の中で感染が続いているのかも知れませんね。

実際の写真

以下に、目撃された動物の実際の写真を掲載します。
これにより、他の地域でも同様の動物を見かけた際の識別にご利用いただけると幸いです。

疥癬症とは

目撃された動物は、疥癬症(かいせんしょう)に罹患している可能性があります。

疥癬症は、疥癬虫という小さなダニによって引き起こされる皮膚病で、動物の毛が抜け、皮膚が硬くなり、ひどいかゆみを伴います。
これは非常に感染力が強く、他の動物にも広がる恐れがあります。

疥癬症への対応

もし、疥癬症にかかっていると見られる動物を発見した場合は、むやみに近づかないことが重要です

動物から人間に感染するリスクは低いですが、念のために直接の接触を避けてください。
犬や猫は疥癬症のタヌキとの接触により、罹患する恐れがありますので十分注意してください。

注意点

地域住民として注意すべき点は、野生動物に対する不必要な接触を避けることです。
疥癬症が蔓延することで、健康な動物にも悪影響を与える可能性があるため、ペットを外で放し飼いにしないなどの対策を講じることが推奨されます

  • 近づかない、触らない
  • 餌をあげない、ペットの餌を放置しない
  • 自宅敷地内に侵入した場合には水をかけるなどして追い払う
    ※野生動物に住宅地は餌場ではないことを認識させる

鳥獣保護法の観点

野生動物に対する対応を考える際に、鳥獣保護法の観点を理解することが重要です。

この法律により、野生動物は基本的に保護されており、無許可で捕獲や移動を行うことは禁じられています。
特に疥癬症にかかった野生動物であっても、行政の許可なしに個人が直接対応することは法律違反となるため注意が必要です。

そのため、専門的な知識を持つ機関や団体に連絡し、指示を仰ぐことが最善の対応です。
動物に対して手を出せないもどかしさを感じるかもしれませんが、法律に従うことで、地域全体の生態系を守ることにつながります。

羽島市鳥獣被害防止計画について

今回、疥癬症に罹患しているであろうと思われる野生動物は狸なのでは?と言われております。
目撃情報のある羽島市では羽島市鳥獣被害防止計画が策定され、アライグマなどは個人捕獲の推進(箱わなの貸出し)をしております。
しかし、狸は該当していないため行政としては対応できないことになっております。

羽島市鳥獣被害防止計画
対象鳥獣 :カラス・ハト・アライグマ・ヌートリア

羽島市鳥獣被害防止計画の公表/羽島市公式Webサイト (hashima.lg.jp)

最後に

岐阜県羽島市にて目撃情報のある疥癬症に罹患した野生動物についてご理解いただけましたでしょうか。
感染の可能性もあるため基本的には近づかないようにしてくださいね。
本記事が、皆さまの安心・安全につながれば幸いです。

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