水害対策(西日本豪雨当時の対策とそれ以降の対策)について岡山県総社市を視察

活動報告

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おはようございます。
羽島市議会議員の河崎です。

本記事は議員視察にてお邪魔させていただきました岡山県総社市について記事にさせていただきました。
議会活動に活かすべく学ばさせていただきましたのでご報告させていただきます。

視察先

岡山県総社市

テーマ

水害対策(西日本豪雨当時の対策とそれ以降の対策について)

視察日時

令和6年10月11日(金)

視察結果(内容)

  • 平成30年7月豪雨災害発生時のタイムラインについて
  • 発生場所や地理的特性について
  • 下原地区での工場爆発と、のちの対応について
  • 主な被災状況について
  • 復興に向けて差し伸べられた支援の輪
  • 総社市特有の支援について
  • 災害の記憶を後世に伝えることについて
  • 防災対策取り組み事例について

羽島市がすぐ取り組むべき事業とその課題

総社市の支援事例として、「ペット同伴避難所の設置」および「フリーマーケット方式の支援物資の配布」が紹介されました。これらは、視察先の総社市で実施されている支援の一例です。

羽島市においても、コロナ禍を経てペットを飼う家庭が増えているとの報告があり、避難所でのペット受け入れについての検討が必要と考えます。災害時にペットを連れて避難する人々の安心を確保するための対応策を整えることは、今後の課題となるでしょう。

また、フリーマーケット方式の支援物資配布については、現行の対応マニュアルにどのように反映されているか不明ですが、支援物資が限られている状況でも、必要な人に適切に物資を届ける方法として検討する価値があります。より効果的な支援体制の運営に向けて、検討材料としていただければ幸いです。

羽島市が将来的に取り組むべき事業、現状の問題点と取り組む際の課題

市内の全小学校で防災訓練を実施し、訓練参加後には修了証が交付されるとのことです。この取り組みは、参加実績を可視化することで参加者のモチベーションを高めるとともに、防災力の「見える化」を進めている好例です。

現在、市民の皆様においては、何らかの組織に所属している場合に防災訓練に参加するケースがあるものの、自主的に防災訓練に参加することは少ないのが現状です。防災を「自分ごと」として捉えられるようにするためには、このような施策を検討し、自主防災意識を高める取り組みを進めることが重要だと考えます。

市民全体で災害対応力を向上させるために、このような取り組みをぜひご検討いただければ幸いです。

羽島市へ提言

視察先の総社市では、ベッドタウンという特性から近隣市町の工場で働く外国人の方々が多く、その方々にも防災意識を高めてもらうために「外国人防災リーダー研修」を実施しているとのことです。

文化の違いから災害に対する心構えや準備が異なる場合があり、実際に被災した際には言語の壁が日常以上に大きな問題となることも分かっているため、このような対応が取られています。

羽島市においても、海外から来られている方々がいらっしゃいますので、同様に「外国人防災リーダー」として参画いただくことで、防災力の向上が期待できると考えます。また、地域のコミュニティに参加してもらうことで、地域とのつながりが生まれ、コミュニティ全体の防災力を強化することにもつながると考えます。

この取り組みを羽島市でも導入し、防災意識と地域のつながりを高める方策としてぜひご検討いただければ幸いです。

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