おようございます。
羽島市市議会議員の河崎です。
今回は登校で悩んだことのあるお子さん、そして親御さんに向けて羽島市で受けられる対応などについてお伝えいたします。
「不登校」は問題行動ではありません。
行動自体が子供からのメッセージだと思います。
一人で抱え込まずに、まずは声をかけてくださいね。
✅今回の記事内容
・羽島市における不登校についての考え方
・不登校でお悩みのお子さん、親御さんに知って欲しいサードプレイス
羽島市における不登校についての考え方
羽島市教育委員会では不登校について下記のような方針で活動をされています。
まずは、こちらからご覧ください。
羽島市教育委員会では、学校に登校できないことを問題行動ととらえるのではなく、一人一人に応じた学習や活動を通して、社会的自立に向けた支援を行っていきたいと考えています。
子どもたちが自分で選択、自己決定しながら学習や創作活動を進めるなど、一人一人に応じた多様な支援を模索しながら、よりよい環境づくりを目指しています。
上記のような考えに基づき、子どものサードプレイス作りについて活動されています。
羽島市教育委員会の考えも踏まえ、行政、そして民間での活動についてご紹介させていただきます。
行政が行う居場所作り
羽島市では不登校を問題行動と捉えない。
そのためにも羽島市教育委員会として色々な形で活動をしております。
今回はそれらをまとめさせていただきましたのでご確認ください。
適応指導教室 こだま
学校に登校したくても登校することができなくなってしまった児童・生徒が、在籍する学校に籍をおいたまま通う教室です。
こだまで様々な経験を重ね、少しずつ自信をつけることで、最終的には社会的に自立することや学校に復帰することを目標にしていますが、まずは『学校以外の場所で、児童生徒のありのままを受け止め、安心して生活できる居場所をつくる』ことを大切にしています。
そのため、この教室では、個人または小集団活動を通して個に応じた段階的な相談活動を行い、自立を促しながら学校への復帰を支援します。
適応指導教室こだま | 羽島市教育委員会学校教育課 (hashima-gifu.ed.jp)
適応指導教室 のぞみ
2023年6月に小熊小学校に校内適応指導教室「のぞみ」が開設されました。
「のぞみ」を利用する児童生徒は、適応指導教室「こだま」とは異なり、ペアや小集団で活動するとともに、学校施設を利用して活動を行っております。昼食を持参し、長時間滞在する児童生徒もおり、子供たちの居場所作りの一助となっていると考えております。
児童生徒の学びの一例として、学校敷地内にある池とその周辺の「生物の生息空間」いわゆるビオトープを活用した活動や実験観察などに児童生徒は意欲的に取り組んでいます。
民間が行う居場所作り
先ほどは行政(羽島市教育委員会)にて実施されている事例をご紹介させていただきました。
こちらでは民間の団体や企業、個人が行っている活動についてご紹介させていただきます。
お子さんや親御さん、それぞれにとって価値観の合う居場所があると思います。
参考になれば幸いです。
フリースクール ことのは
学校外で多様な学び方をしたい子が集まった岐阜県羽島市のフリースクールになります。
こちらのフリースクールのコンセプトは「考える」を提供すること。とのことです。
“不登校”ではなく『学ぶ場所の主体的な選択』として、安心できる居場所になるように。
このような想いを込めて運営をされております。
羽島市不登校親の会 はねやすめ
羽島市では不登校親の会として「はねやすめ」さんが活動されています。
現在、行きしぶりの子のご家族の方や、かつて不登校だった子のご家族の方を対象に活動されています。
登校で困ったことのあるみんなで一緒にお話ししませんか?
一人で悩まず、まずは声をかけてください
羽島市では行政、民間それぞれの立場で出来ることを模索し子供のため、そして親御さんのために活動しています。
一人で悩まずにまずは声をかけてください。
きっとお子さんに、そしてあなたに合う居場所が見つかると思いますよ。
コメント